工場や運輸運送会社の駐車場の舗装工事です。もとは、砂利の駐車場でしたが、よりスムーズに使用したいということと、毎年の砕石の補修の費用がかさむということで、既存の砕石を撤去し、新たにアスファルト舗装を施すこととなりました。
工場や運輸運送会社の舗装工事にとって一番大切なことは、この路盤材の締固めです。規模大小に関係なとても大切な工程です。アスファルト合材自身は、それ程、強度のあるものではなく、固い路盤の上に存在するため、丈夫に思われているだけのものです。
この現場はかなり広く、排水溝に雨水を流せるため、機械にて乳剤の散布が行われました。もし、勾配がとれず、透水アスファルトを使用する場合は、当然ですが、乳剤散布の工程は省かれます。
合材は、適温にて運搬されなければなりません。熱いうちに到着し、熱いうちに敷き均し、熱いついに締固め、冷めれば安定するという代物だからです。工場や運輸運送会社の現場は通常大きいため、大型車での搬入となります。
フィニッシャーにて、アスファルト合材は敷き均されます。機械轢きですと、微妙な調整が可能なので、仕上がりも綺麗です。補助員を付けながらの敷き均しです。工場や運輸運送会社の駐車場は普通広いため、大きめのフィニッシャーが使用されます。
ローラーで、締め固めます。きちんと締固め、鬆がないようにしないと、あとで、強度がでなかったり、見栄えが悪くなったり、破損の原因になったりします。長い距離を締固めるため、きれいな仕上がりになります。
機械を引き上げて、工場や運輸運送会社の舗装工事の完了となります。アスファルトは、コンクリートと違い、締固め完了後、温度が適温に下がれば、即刻、使用可能となります。