溶融材による路面標示マークの施工例です。駐車場の案内・規制・指示のマークには、通常、溶材で書くものとして、矢印・停止線・車椅子マーク(身体障碍者マーク)・横断歩道・センターライン・破線などがあります。ここでは、車椅子マークの写真を使いながら、それらの工事の説明も同時に致します。
車椅子マークのデザインは決められていて、勝手に形状を変更することはできません。大きさや色については、分かりやすいことが大切です。矢印なども、一般道と違い、スピードも緩い駐車場では、道路に比べ多少、短めの矢印になります。駐車場の利用状況・広さ等に合わせ、横断歩道の巾・長さ、停止線の巾、破線とセンターラインの間の距離も異なります。
溶融材による、駐車場の身障者マークの施工となります。新設の舗装ですので、プライマー処理はいたしませんが、既存のアスファルトの場合は、必要になります。書く順番は、それぞれ職人により異なります。
一般的に、身障者マークのラインの巾は、15cmです。停止線と横断歩道は、最も多いケースで巾30cm、センターライン・破線は巾15cmとなります。
養生・ライン引きを繰り返しながら、車椅子マークの工事は進みます。一般的に身障者マーク・横断歩道は、白線で書かれるのが普通ですが、駐車場の矢印・センターライン・破線・停止線は、注意喚起も含め、黄色で書かれる場合もあります。
身障者マーク及び白線ラインを以て、身障者用の車室の完了となりますが、ゼブララインを緩衝部分に書くケースもあります。車止めの設置に関しては、付けたほうがいい場合と、付けないほうがいい場合、現場での判断になります。
尚、自動車・自転車・バイクなどが施工範囲近くに置いてある状態での施工は出来ません。事前に移動をしていただくか、車両の速やかな移動をお願いします。
※軽・P・徐行・停止・月極・IN・止まれ・来客用・OUT・STOP・駐車禁止などの文字の大きさは標準タイプ(皆様が頻繁に目にされる)です。
※停止線や横断歩道・矢印などの巾、駐輪場マーク(自転車マーク)・身障者マーク(車椅子マーク)の大きさは標準タイプ(皆様が頻繁に目にされる)です。駐車場の区画線ライン工事はおまかせ下さい。