建物の解体工事の終了後、境界にコンクリートブロックとフェンスを設置し、余分な土を処分(残土処分)します。不陸を取り、砕石の搬入、敷き均し、転圧後、アスファルト舗装をして駐車場とします。
建物の解体後のコンクリートガラや施工に不具合のもの、余分の土等を鋤取り・処分し、少し狭い土地ですので、小さめの機械にて整地します。
この場合は、再生砕石を利用して施工しました。建物や土地の大小、目的に関係なく、舗装工事において、重要なのは、この路盤をちゃんと造ることです。
合材は、適温にて運搬されなければなりません。熱いうちに到着し、熱いうちに敷き均し、熱いついに締固め、冷めれば安定するという代物だからです。この場合、入口(開口部)が狭いため、路上からの積み下ろしとなります。
真ん中に木の枠がありますが、人力でかかる時間と仕上がりの見栄えを考え、左右半分づつの施工を選びました。レイキにて慎重に敷き均します。もともと建物の建っていた土地が狭かったので、左右に分けて、割り振りを中心にもって来ました。
ハンドローラーにて、アスファルトを一度、締固めます。本来であれば、一度にタイヤローラーで締固めたいのですが、枠部分のことと、仕上がりを考えました。
小さめのタイヤローラーにて、再度、アスファルトを締固めます。
機械をあげ、建物解体後の小規模の舗装工事の完了となります。ライン工事はありませんでしたので、アスファルト合材が冷めれば、即日、使用可能となります。