雨水流出抑制施設の設置工事はお任せ下さい。この工事は、雨水流出の増加による洪水等の災害を防ぐため、造成工事(盛土工事)など開発工事等に伴い、雨水流出量の増加を抑制するために施す工事です『雨水流出抑制施設の設置等に関する条例』。一般住宅の雨水対策、土地改良にも効果がある場合もあります。是非、ご検討下さい。
開発に伴う浸透施設の設置工事の施工例です。透水管91m、透水桝18か所を設けました。工事費用や料金・単価が分かりやすいように、下欄の参考見積書は浸透管100m、浸透桝20箇所としました。またコンクリート蓋の方が安いのですが、グレーチングの届出でしたので、設計どおりの施工になりました。
工事範囲を機械にて掘削後、人力にて床を拵えますが、転圧は必要ありません。大切なのは、出来る限り、地山を傷めないことです。
必ずしも必要な工程とは限りませんが、申請時に計画の届出があれば施工することになります。敷きならす工事であって、転圧をかけて砂の基礎を造る工事ではありません。
透水性シートを掘削面に施します。目的は、砕石の隙間や透水管の空隙に地山の土砂が入り込み、雨水の貯留量や浸透率が低下するのを防ぐためです。
単粒の砕石を敷設した後、ポーラス管やポラコンと呼ばれる浸透管が布設されます。砕石は貯留量や浸透率を向上させるため、単粒が使用されます。
透水管(浸透管)、透水桝(浸透桝)は、上下水管とは違い、完全に接続された物ではありません。貯留空間の確保と効率的な雨水の地山への浸透を目的とした施工になっております。
単粒度砕石の敷設工事です。簡単にいうと、単粒の砕石とは、粒の揃った砕石です。40-0のように粒にばらつきがある砕石は締め固まり安定しますが、粒の揃った砕石は、「隙間ができ」、転圧により、締め固まることはありません。この「隙間ができ」のところに、雨水が貯留され、流動します。
透水シートで、砕石部分を包むように蓋をし、発生土にて埋め戻しをします。これで、浸透管・浸透桝の設置工事は完了となります。
駐車場の路盤は、充分締め固まるように、単粒度ではなく40-0の砕石で施工されます。単粒度は水が溜り、流れる空隙を造ることが目的でしたが、40-0は載荷荷重に耐えることが目的です。
透水性(浸透性)のアスファルト舗装を施し、工事完了となります。設計段階で、舗装の浸透・貯留の容量もあらかじめ計算されております。アスファルト工事の費用・料金・単価は、最下欄のその他の工事の『アスファルト舗装』を参照してください。
※ 関東の雨水流出抑制施設工事の費用・料金・単価を載せた見積書を掲載。